前提
- Win 10
- Unreal Editor: 5.0.3
- Source Editor: Rider
Unreal Editor 4 系や、Visual Studio での検証まではしていないので、環境依存の可能性も十分にあります。
状況
GitHub - SRombauts/UE4PlasticPlugin: Official Plastic SCM Plugin for Unreal Engine
上記から Plastic SCM plugin for Unreal Engine
の最新版 (今回は 1.6.0
, 1.6.1
で試しました) をダウンロードし、ドキュメントの通り UnrealEngineInstallDir\UE_5.0\Engine\Plugins\UE4PlasticPlugin
に展開しました。
この時点では Plugins\Developer\PlasticSourceControl
は残している状態です。
Blueprint プロジェクトでは問題ない
全く問題なく利用できます。なので当初は気づきませんでした。
C++ プロジェクトを作成する
PlasticSourceControl
という同名のプラグインが複数存在するというエラーが出てしまいました。
旧プラグインを削除する
しかし次は XmlParser2
が存在しないという内容のエラーメッセージが出てしまいます。
調査
上述の Github リポジトリで XmlParser2
あたりで Issue が上がっていないかなど調べてみましたが、期待したような内容は出てきません。
旧プラグインの .uproject と比較
"Modules": [ { "Name": "PlasticSourceControl", "Type": "Editor", "LoadingPhase": "Default", "PlatformAllowList": [ "Win64" ] + } - }, - { - "Name": "XmlParser2", - "Type": "Editor", - "LoadingPhase": "Default" - } - ]
上記のように今回エラーの内容となっている XmlParser2
が入っています。
試しに外してみる
.uproject
から XmlParser2
の記述を削除してみました。
結果としては、エラーが解消され無事 C++ プロジェクトが作成できるようになりました。
また、Unreal Editor での Source Control の操作も問題なくできているので、プラグインとしても利用できているようです。
XmlParser2
これ自体は、PlasticSourceControl
と同じ Source フォルダに入っていて、PlasticSourceControl
から参照されています。
なので、おそらくソースからビルドする際には上記の記述が必要になると思いますが、私はビルド済のバイナリを使っているので、今回はこのワークアラウンドで行こうと思います。